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昭和38年 3月17日
140名(現在入園可能な園児数は85名)
ヨゼフ・カラサンス
ヘルマン・ルンブレラス
神馬久美


 本園は、昭和39年4月に、メリノール宣教会により四日市教会内に設立され、昭和47年に海星中、高等学校を経営するエスコラピオス修道会に移管されました。以来、年少、年中、年長児各1クラスずつの少規模園ですが、設立当初よりクラス定員を減少させ、建学の精神に沿ってこまかく目の行届く保育を心がけています。


 キリスト教の教育理念に基づき、子供の人格の多様性をその子の個性として認め、それによって子供が自ら の知恵と意思を豊かに育て、考え選ぶ能力つまり自律心を養成すること。宗教教育の中で人に対して謝る、 赦す、感謝するなど「愛の心」を育てること。幼児の集団生活を通して、社会の中における自分の役割や責任 を果たすことの意味を学ぶこと。これらの精神は、本教育修道会創立者である聖ヨゼフ・カラサンス神父の、 「人間は小さい時から神の教えに従って生きるように育てられるならば、本当に幸福な一生を送ることが出来る に違いない」との信念に拠っています。


 これは教育方針というより、上記の建学精神の具現化のために、本園の保育者として心得るべき目標と 言えましょう。

1. 子供はその両親に授けられた最も価値ある宝ものであり、親の最大の権利と喜びはその子に 正しい信念と、暖かい愛を持った意思の強さを教えることにあります。保育者はその仕事の 力強い協力者でなければなりません。

2. 人間が社会人になる為には長い準備の時間が必要で、特に子供たちによる集団生活ができる 幼稚園は、その重要なスタート地点になるだけに、その後の子供の人生にとって、重要な 意味を持つことを自覚するべきです。

3. 保育者は子供とその親にとって常に最大の味方であり、どんな子供に対しても私心のない 犠牲的な愛情を注ぐことによってのみ、その目的が達せられることを肝に銘じなければ なりません。

4. 身体的、知的、感情的、道徳的に円満な社会性を身に付けるには、円満な家庭と保育者の このような偏りのない愛情の連携が必須の条件です。