本園は、昭和39年4月にメリノール宣教会により、カトリック四日市教会内に設立され、昭和47年に海星中学・高等学校を経営するエスコラピオス修道会に移管されました。以来、年少、年中、年長児各1クラスずつの小規模園として、ひとり一人に眼と心の行き届く、キリスト教の「愛の教え」に基づいた保育を2世代に渡って実践し、地域から厚い信頼を得ています。
「人間は、幼い時から神の教えに従って生きるように育てられるならば、本当に幸福な一生を送ることができるに違いない。」が、教育修道会、エスコラピオス修道会の創立者 聖ヨゼフ・カラサンスの信念です。キリスト教の教えに基づき、子どもの人格の多様性を個性として認めます。子ともが、自らの知恵と意思を豊かに育て、考え、選ぶ能力、自律心を養成します。「愛すること」の実践を追及し、社会における自分の役割や責任を教えます。
・ 充分な自由遊びの時間、「かみさまのおはなし」、歌とゲームの英語のレッスン、絵本の読み聞かせ、音楽・体育指導で情緒、集中力、知恵と体力を養います。
・ 遊びと関わりの中で、思いやりの心、感謝する心、謝り、赦す心を体験的に身に付けるように繰り返し指導します。
・ 個性を尊重し豊かにのばしあうことができる、明るく素直な子どもを育てます。
・ 集団生活を通して、自主自立の精神、基本的生活習慣の確立を助けます。
・ すべての教員が担任の枠を越えてひとり一人の子どもと丁寧に接します。
・ 保護者と保育者が毎日顔を合わせて語り合うことができる環境の中で、各家庭とのコミュニケーションを何よりも大切にして協力し合います。
「愛された子どもは愛することができるおとなになる」を保育のモットーに、笑顔がはじける、熱意があふれる、安心につつまれる幼稚園です。